万能法

 Yahoo! のトップページを模したサイトでユーザ情報を不正に入手していたとして模倣サイトの管理者が”著作権法違反”の容疑で逮捕されたようです(参考リンク)...って、ちょっと待て。

 別にフィッシング詐欺の容疑者を逮捕することに異議はありません。ただ、何故”著作権法違反”ですか。恐らくは Yahoo! 側から被害届が出ていて逮捕するのに手取り早いから適用したのでしょうけど、サイトデザインが著作物であるとの前例を作ることにもなってしまいます。著作物とは、記事中でも触れられていますが「思想または感情を創作的に表現したもので文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」と定義されています。Yahoo! のトップページがこれに該当するとは、申し訳ありませんが思っていませんし、せいぜい Yahoo! のロゴを模した”商標違反”が適当だと思われます。こんな事案にまで適用されてしまうと著作権法は何でもゴザレの万能法に思えてしまいまよ。

 不正アクセス防止法違反容疑やもっと直接的に詐欺容疑での逮捕はできなかったのでしょうか。別件逮捕にしても他へ与える影響ってものをもう少し考える頭を持って頂かないと。

#そもそも別件逮捕自体が違法なんですが、有名無実化していますしねぇ...

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